鎖骨骨折予防とコンディショニング

鎖骨骨折の予防法とは?

鎖骨骨折は、スポーツを行っている最中の衝突や、相手とコンタクトして手がついた際などに受傷します。

鎖骨は剥き出し状態なので、強い衝撃がかかると簡単に骨折してしまう骨です。

また、スポーツだけではなく日常生活でも発生し、転倒時に手をついたり、ぶつけた際に受傷することもあります。

鎖骨骨折を予防するためには、転倒を予防することが非常に重要です。

また、姿勢も重要で、特に猫背になっていると、転倒時などの衝撃がダイレクトに鎖骨へかかるため、骨折しやすくなります。

ととのえのトレーニング器具

「鎖骨骨折したくない…」

そんなときにおすすめしたいのが、“からだの機能発揮と予防のコンディショニングサロン ととのえ”で行っている「からだ機能発揮プログラム」です。

ととのえでは、まずお客様の筋力や関節可動域など、適切な検査・測定・評価を行い、お客様の身体を分析します。

鎖骨骨折予防には適度な運動をすることが大切ですが、関節や筋肉が硬まっていると運動中の怪我につながりますので、動きの悪い関節や筋肉には整体を行い、鎖骨骨折予防に運動が必要な場合は、適切な量で行っていきます。

症状が重く、運動できない方に対して無理に運動させることはありません。

ぜひ1度ご体験ください!

目次

鎖骨の役割とは?

鎖骨イメージ
鎖骨

鎖骨は胸・体幹や肩・腕をつなぐS字状の骨です。

その為、体幹や肩・腕の動きをサポートする役割があります。

鎖骨があることで、体幹・肩の動きやその連動、運動連鎖がスムーズに行えるようになります。

その他にも、鎖骨の裏には神経や血管が通っていて、それを守る役割もあります。

鎖骨の動きについて

鎖骨は肩甲骨と肩鎖関節(けんさかんせつ)を形成し、胸骨と胸鎖関節(きょうさかんせつ)を形成します。

動きとしては小さく、捻れるように動くため意識しづらいですが、その小さな動きが肩・体幹の動き、運動連鎖にとって非常に大切です。

鎖骨には僧帽筋、大胸筋、鎖骨下筋(さこつかきん)、三角筋、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と筋肉が付着しているので、首・体幹・肩の動きに作用します。

鎖骨骨折予防のために

転倒する人のイメージ

鎖骨骨折を予防するためには、まずは転倒を予防することが重要です。

転倒予防のコンディショニングについては、以前記事をアップしていますのでこちらをご覧ください。

また、鎖骨骨折予防のためには、猫背にならないことも大切です。

猫背予防に関しても、以前記事をアップしていますのでこちらをご覧ください。

鎖骨骨折予防のセルフコンディショニング

今回は鎖骨骨折予防として、転倒しないためのトレーニングを紹介します。

今回鍛えたい筋肉は中臀筋(ちゅうでんきん)です。

中臀筋イメージ
中臀筋

中臀筋は骨盤の横に付着するお尻の筋肉です。

歩いている時や、片足立ちになった時などに、骨盤の横ぶれを制限する筋肉になります。

中臀筋が筋力低下してしまうと、歩いているときに骨盤が逃げて、ふらつきやすくなってしまいますので、ぜひ鍛えましょう。

①ヒップアブダクション

横向きで寝て、下の足は90°に曲げて安定させます。

ヒップアダクション横向き

この際、上の手は骨盤に当てて、骨盤・体が開かないように意識すると良いです。

このまま上にある足を最大限上げ下げします。

ヒップアダクション足上げ

つま先の方向は真横からやや下を向くようにして、中臀筋に効いている感覚を感じてください。

②ブルガリアンスクワット

椅子に片足を乗せて、もう片足は前につきます。

ブルガリアンスクワット開始時

ここからしゃがんで、立ってを繰り返します。

ブルガリアンスクワットスクワット

膝を前に出すのではなく、後ろ側の膝を曲げて下に落とすイメージで行ってください。

非常に不安定なトレーニングのため、まずはどこかに捕まりながら行うなど、転倒に注意しましょう。

膝や足首、股関節などに痛みがある場合は行わないようにしてください。

中臀筋を鍛えて転倒を防ぎ、鎖骨の骨折を予防しよう!

年齢を重ねると転倒による鎖骨骨折が増え、また骨粗鬆症によって骨折しやすくなります。

鎖骨に限らず転倒して骨折しないために、普段からセルフコンディショニングしていきましょう。

ととのえの内観

ととのえでは、整体・運動・ケアを行っています。

鎖骨骨折予防のために、関節や筋肉を緩めて関節可動域・柔軟性を改善して背骨にかかる負担を軽減したり、運動によって筋力を向上させて、お身体のサポートを行っています。

症状がひどく運動が困難な方に対して、無理に運動させることはありません。

ぜひ1度ご体験ください!

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