正しい姿勢「立ち方と座り方」のポイントを解説

正しい立ち方・座り方のアイキャッチ

姿勢を良くしないといけないということは、皆さんも漠然と分かっていると思います。

  1. 姿勢を正しくしないと身体が痛くなる
  2. 姿勢を正しくしないと睡眠の質が下がる
  3. 姿勢を正しくしないと頭が悪くなる

では、正しい姿勢とは何なのか、どういう状態なのか知っていますか?

今回は正しい姿勢・立ち方と座り方について解説していこうと思います。

目次

正しい姿勢「立ち方」のポイント

まずは後ろから見た「立ち方」の正しい姿勢を、画像付きで見ていきましょう。

後ろから見た時の正しい姿勢

①後頭隆起、②椎骨棘突起、③殿裂、④両膝関節内側の中心、⑤両内踝の中心、この5つのポイントが一直線上にあることが真っ直ぐの、正しい姿勢です。

1つ目は後頭隆起と言って、後頭部のポコっと出ている骨。

2つ目は椎骨棘突起、背骨です。

3つ目は殿裂と言って、お尻の割れ目。

4つ目は両膝関節の内側の中心、真ん中。

5つ目は両方の内側のくるぶしの中心、真ん中。

続いては、横から見た「立ち方」の正しい姿勢を、画像付きで見ていきましょう。

横から見た時の正しい姿勢

①耳垂、②肩峰、③大転子、④膝関節前部(膝蓋骨後面)、⑤外踝の前方、この5つのポイントが一直線上にあることが真っ直ぐの、正しい姿勢です。

1つ目は耳垂、耳たぶです。

2つ目は肩峰と言って、肩のポコっと出ている骨。

3つ目は大転子と言って、股関節の外にあるポコっと出ている骨。

4つ目は膝関節前部、膝のお皿の裏側。

5つ目は外側のくるぶしの前側。

皆さまは正しい姿勢「立ち方」になれていましたか?

正しい姿勢「座り方」のポイント

次に、正しい姿勢「座り方」の正しい姿勢を、画像付きで見ていきましょう。

座った状態を横から見た時のポイントは3つあります。

  1. 耳垂(耳たぶ)と肩峰(肩のポコっと出てる骨)が一直線になっている
  2. 腰に拳1つ入る
  3. 股関節・膝が90度

この3つのポイントができていると、正しく座れています。

皆さまは正しく座れていましたか?

自宅で検査してみよう!

自宅の鏡で確認したり、誰かに写真撮ってもらってみてください。

そして、どこのポイントが前に、外側に出ているのかを確認しましょう。

例えば、肩峰に対して耳たぶが前に出ている場合は、頭の位置が前に出ている可能性があります。

すでにストレートネックになっており、それが原因で首痛になっているのかもしれません。

それらが原因で上位交差性症候群になっていることも…。

上位交差性症候群に関しては、こちらで詳しく解説しております。

これまで、正しい姿勢「立ち方・座り方」について解説してきましたが、具体的にどこの筋肉をどこの筋肉を鍛えるべきなのでしょう?

正しい姿勢をキープするための主要姿勢筋

主要姿勢筋と言われ、正しい姿勢をキープするために働く主要な筋肉が3つあります。

  1. 脊柱起立筋
  2. ハムストリングス
  3. ヒラメ筋

このように、姿勢をキープするために主要になっている筋肉は身体の背面、後ろ側にあることが分かります。

そもそも人間は屈筋と言って、身体・関節を曲げる筋肉が優位であるため、人間の身体は、丸まる方向に向かいやすいです。

つまり、身体が丸まる方向にいってしまうのに対抗するため、身体の背面の筋肉がより働いています。

正しい姿勢をキープすることを考えると、基本的にはこの3つの主要姿勢筋など、身体の背面の筋肉をトレーニングすることが重要です。

正しい姿勢「立ち方と座り方」のまとめ

ととのえではまず、すべてのお客様に対して、正しい姿勢で立てているかを、適切に検査・測定・評価します。

硬くなっている筋肉や関節を先にほぐして、しっかりと動かせる状態にしてから、弱くなっている筋肉をトレーニングし、正しい姿勢をキープできるようします。

最後に使った身体をしっかりリラックスして終わる、という「整体」「運動」「ケア」が一度にできるセッションを行っています。

体験講座も毎月開催しておりますので、ぜひ一度ご体験にいらしてください!

「ととのえ体験講座」一時休止のお知らせ

プログラム新設など、今後の展開に向けた準備のため、コンディショニングサロンととのえの体験講座を一時休止いたします。

再開の目処が立ち次第お知らせいたしますので、次回の開催まで今しばらくお待ちください。

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