「ずっと座っていると腰が痛くなってくる…」
「ぎっくり腰を繰り返してる…」
「立ち上がった時にビキッと腰が痛い…」
などありませんか?
老若男女問わず多くの方が悩んでいる腰痛。もはや現代病なのでは?とすら感じます。
割合でいうと2人に1人は腰痛だと言われており、腰痛の方はどんどん増え続けています。
しかも病院に行っても8割は痛みの原因がわからないことも…。
そこで今回は、
- なぜ腰痛が増えているのか?
- よくある腰痛の原因はなにか?
- どこの筋肉をほぐせば良いのか?
について解説していきたいと思います。
なぜ腰痛が増えているのか
腰痛が増えている原因で、まず最初に挙げられるのは猫背だと思います。
姿勢による腰椎への内圧を計測したデータによると、立っているよりも座っている方が腰椎への内圧が高く、直立よりも前屈すればするほど腰椎への内圧は高くなる、という結果がでました。
デスクワークとスマホの普及により、私たちの姿勢は猫背になり、腰椎への負担が増大しています。
また、便利になった暮らしにより運動量が減少し、筋力が低下。
これらの要因が複合的に作用することで、腰痛を引き起こすと考えられます。
そしてもう1つ。
そもそも人間は2足歩行ではなく4足歩行でした。
進化の過程で立つようになったので、人間の身体はそもそも立つために設計されて、耐えれるようになっていないとも言えます。
腰は身体の要、中心にあるため、姿勢が悪くなったり、その状態で使ったりすると、腰への負担がかかりやすく、時代背景と共に腰痛の人が増えました。
よくある腰痛の原因
よくある腰痛の原因の1つは、猫背などによる姿勢不良です。
こちら不良姿勢、交差性症候群と腰痛についてはこちらをご覧ください。
他に腰痛になる原因として多い筋肉について説明します。
腰の筋肉はどのようになっているか、構成されているかというと、広背筋が斜め上に、腹斜筋が横に、臀筋が斜め下に引っ張り合い、バランスを取っています。
この筋肉のバランスが崩れると…例えば長時間座っていた場合、潰された臀筋が硬くなり、腰の筋肉の引っ張り合いのバランスが崩れ腰痛になります。
不良姿勢(交差性症候群)に対してのアプローチを行っても痛みが変わらない、抜けきらない場合は、この3つの筋肉(広背筋・腹斜筋・殿筋)にもアプローチしてみましょう。
腰痛の多い原因になる筋肉へのアプローチ方法
広背筋
腕を横に広げた時に、背中側で張っている筋肉が広背筋です。
この広背筋をガシっと掴んで、腕は横のまま力を抜いて、腕を内側に大きく捻ります。
最初は痛くても10回くらい捻ると、筋肉が緩み痛みが緩和していきます。
腹斜筋
腹斜筋は肋骨から腹直筋の横(シックスパックの筋肉)まで付着します。
腹直筋の横のポコっと凹んでいる所から、指を背中側に行けるところまで押します。
そこから身体の内側に向かってグッと力を入れると痛っ!となるので30秒キープです。
臀筋
お尻の筋肉はたくさんあり非常に複雑です。
テニスボールなどを使い、座りながらお尻をコロコロほぐしていきます。
やっている中で痛っ!となるところがあったら、そこが固まっているポイントの可能性が高いので、そのままの圧で30秒キープです。
腰痛についてまとめ
現在、腰痛は老若男女問わず増え続けています。
暮らしは便利になる反面、私たちの姿勢はどんどん悪くなる傾向にあります。
今、腰痛がない方でも、これから腰痛になるリスクはありますので、今一度姿勢を確認してみてください。
ととのえでは、腰痛の原因を様々な視点から検査・測定・評価し、しっかりと狙って整体、ケアを行います。
それだけではなく、力をつけるべき筋肉はしっかりとトレーニングすることで、腰痛を繰り返さない身体を目指していきます。
ぜひ、一度ご体験にいらしてください!
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