「交差性症候群」とは?下位交差性症候群の場合

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交差性症候群とは、簡単に言うと猫背反り腰のことを指し、現在多くの人がこの症状を抱えています。

なぜ交差性症候群を抱える人が多いかというと、デスクワークが増えて猫背になる人が増えたからです。

そうなると背中の筋肉が落ち、背筋を張っている状態をキープできなくなってしまいます。

交差性症候群の症状は、上位交差性症候群下位交差性症候群に分かれており、今回は、「下位交差性症候群」について解説いたします。

目次

下位交差性症候群とは?

下位交差性症候群とは、いわゆる反り腰のような状態のことを指します。

この姿勢のままトレーニングを行うと、悪い姿勢をより強くしてしまい怪我に繋がりかねません。

これを改善するためにととのえでは、先に硬くなっている筋肉をほぐし、正しい姿勢に整えてからトレーニングを行います。

下位交差性症候群の改善方法

まず大腰筋のストレッチを行い、反り腰の原因となる固まりやすい筋肉(股関節、太ももの前の筋肉、大腰筋)をストレッチ。

骨盤が起こせる状態にし、それから弱くなっている筋肉(臀筋、腹筋)のトレーニングを行います。

臀筋(でんきん)のトレーニングでは、臀筋をしっかり使える臀筋優位なスクワットを行います。

日本人は歩いているときなどに臀筋を使えていない人が多すぎるので、普段から使えるようにするためです。

腹筋のトレーニングではドローインや体幹を行い、インナーマッスルからしっかり使えるようにしていきます。

最後に使った筋肉を中心に全身のケアを行います。普段、家でも骨盤や背骨、肩甲骨の動きをつけて固まらないようにcat&dogの指導なども行います。

下位交差性症候群による腰痛例

下位交差性症候群とは簡単に言うと反り腰の状態です。

反り腰の状態が続くと腰椎の後ろ側が潰れ、筋肉も収縮して固まります。

多くの場合、腰の筋肉をほぐしたり骨盤の運動をしますが、根本的に反り腰の原因となっている筋肉にアプローチしなければ解決せず、また繰り返すことになります。

ととのえ3つのアプローチ

これを改善するためにととのえでは、3つのアプローチ(整体・運動・ケア)から施術を行います。

①整体(メディカル)

多くの場合は、大腰筋が硬くなっている場合が多いです。
それが原因で腰椎を引っ張って反り腰になっているので、自分でできる大腰筋のストレッチを指導します(自宅でもやってもらうため)。

②運動(ストレングス)

反り腰の場合、お腹の筋肉とお尻の筋肉が弱くなり骨盤を後傾方向に引っ張れなくなっている場合が多いです。

お尻のトレーニングではまずスクワットを行います。スクワットでは、メインターゲットは太もも前面のトレーニングですが、お尻の筋肉をより使うスクワットを指導し、普段からお尻の筋肉を使えるようにします

お腹のトレーニングではまずインナーマッスルからです。ドローイン指導からプランクなど体幹のトレーニング、そしてアウターの腹筋運動を行います。

③ケア

使った筋肉と腰を中心に全身をほぐし、ストレッチを行いケアをしていきます。


下位交差性症候群による症状でお悩みの方は、コンディショニングサロンととのえにご相談ください。

「ととのえ体験講座」一時休止のお知らせ

プログラム新設など、今後の展開に向けた準備のため、コンディショニングサロンととのえの体験講座を一時休止いたします。

再開の目処が立ち次第お知らせいたしますので、次回の開催まで今しばらくお待ちください。

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