「最近よく、つまずくようになった…」
「転ぶのが怖く、歩くのが不安…」
「バランス感覚が衰えてきた気がする…」
そんなときありませんか?
年齢とともに多くなってくる転倒。
内閣府によると、年齢が高いほど転倒事故の割合が高く、「85歳以上」では25.3%と4人に1人の割合となっています。
参照:内閣府 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果
転倒し、手をついた際に手首を骨折したり、尻もちをついた際に尾てい骨や骨盤を骨折してしまうと、大怪我でしばらく動けなくなってしまったり、場合によってはそのまま歩けなくなってしまうことも…。

「転びたくない…」
「大怪我したくない…」
そんな方におすすめしたいのが、“からだの機能発揮と予防のコンディショニングサロン ととのえ”で行っている「からだ機能発揮プログラム」です。
ととのえでは、まず、転倒の原因は何なのか、お客様の筋力や関節可動域など、適切な検査・測定・評価を行いお客様の身体を分析。
転倒予防には運動が大切ですが、関節や筋肉が硬まっていると運動中の怪我につながりますので、動きの悪い関節や筋肉には整体を行い、転倒予防に運動が必要な場合は、適切な量で行っていきます。
症状が重く、運動できない方に対して無理に運動をさせることはありません。
ぜひ1度ご体験ください!
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年齢とともに転倒が増える理由
年齢とともに増える転倒の理由として、今回は3つ挙げます。
まず1つ目に挙げられるのは、筋力低下です。

特に、前モモについている大腿四頭筋が筋力低下を起こすと、思っている以上に足が上がっておらず、つまずいて転んでしまいます。
また、大腿四頭筋は抗重力筋(こうじゅうりょくきん)といって、身体にかかる重力に常に対抗している筋肉です。
そのため、その部分が筋力低下を起こすとバランスをとりづらくなり、転倒につながります。
2つ目は不良姿勢です。
年齢とともに背筋を張る筋力が低下します。
特に猫背になってしまうと、足が上がりにくくなってしまい、つまずきやすくなります。

また、身体の中で1番重たい部分の頭が前に出てしまうので、支えられず前側に転倒しやすくなります。
猫背の原因・改善に関しては、以前記事をアップしていますのでこちらもご覧ください。

最後、3つ目に関節可動域・柔軟性の低下です。
関節は年齢とともに動かなくなってきたり、筋力低下によって歩幅が狭くなって硬まり、柔軟性が低下してきます。
そうなると、つまずかないよう足を上げようと思っても、関節や筋肉が硬まっていると上がらず、転倒しやすくなってきます。
転倒で多い怪我の箇所

転倒をした際、1番多い怪我の箇所は頭部と言われています。
頭部をぶつけると脳震盪や頭蓋骨骨折、酷くなると脳損傷を起こす場合もあるため危険です。
上半身では、手をついた際に手首や鎖骨を骨折したり、背骨が圧迫されて腰椎を圧迫骨折したりします。
下半身の事例としては、尻もちをついた際の尾てい骨や骨盤の骨折、大腿骨の骨折や、足首を捻って捻挫・靭帯損傷してしまうなどです。
年齢とともに治癒能力も下がっていきますので、1度の転倒が大事故につながり、そのまま寝たきりになる場合も…。
本当、転倒しないように予防していきたいですね。
転倒予防のセルフコンディショニング
先に書いたように、転倒の原因としてまず挙げられることは筋力低下です。
特に前モモの大腿四頭筋をしっかりと自分の身体を支えられるように鍛えていきましょう。
スクワット
まず自宅で比較的安全に行える大腿四頭筋のトレーニングはスクワットです。

スクワットのやり方や注意点は前回、骨粗鬆症予防のコンディショニングで書いていますのでこちらをご覧ください。

ランジ
そのほか、自宅でできる大腿四頭筋のトレーニングはランジです。
まず、膝立ちになります。

そこから片足を前に出して、両膝が90°になるようにセットします。

上体は、地面に対して垂直になるように背筋を張って、このまま真っ直ぐ上下に動きます。

10回3セット、筋肉痛がないようにしながら1〜3日に1回行うようにしてください。
注意点は、膝が内側に入らないようにすることと、前傾姿勢になったり、猫背にならないようにすることです。
ふらつきやすい種目になりますので、まずは壁や椅子などに掴まりながら行って、ふらつきを抑えられるようになってきたら、徐々に手を離してできることを目標にしてみてください。
運動不足や姿勢、柔軟性を改善して転倒を予防しよう!

年齢とともに増加する転倒。
1度の転倒による怪我が、大事故になることも少なくないので、なるべく転ばないように予防していきたいですね。
ととのえでは、「整体・運動・ケア」で、転倒予防のために関節や筋肉を緩めて関節可動域・柔軟性を改善したり、運動によって筋力を向上させて、お身体のサポートを行っています。
症状がひどく運動が困難な方に対して、無理に運動させることはありません。
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