「常に首から肩が重だるい…」
「首コリが気になる…」
「首の可動域が悪く振り向けない、捻ると痛い…」
そんな症状はありませんか?
寝違えたら痛くなったなど、理由があれば首痛の原因はわかりやすいですが、徐々に痛くなり慢性的になると原因はわかりづらいですし、マッサージをしても改善しづらくなります。
今回は、この首痛についての原因や、初めに行って頂きたい改善方法について解説していきます。
首〜肩の痛み
首がこると肩もこる、肩がこると首もこる。
どちらか片方がこる、痛いという方は少ないと思います。
それはなぜかというと、首・肩の1番表層にある筋肉、僧帽筋(上部線維)が理由です。
僧帽筋は後頭部から肩甲骨の端まで伸びているため、首がこると連動して肩もこるようになります。
首の筋肉は細かくたくさんあり、さまざまな動きが可能ですが、首には筋肉だけでなく、骨、神経、リンパ、靭帯、筋膜などの組織もあります。
そのため、首の深い組織に損傷や硬さ、動きの悪さがあると、連動して表層にある僧帽筋が硬くなり、首から肩に痛みが出てしまうというわけです。
なので現在、首の痛みだけを感じている方の多くは、いずれ肩も痛くなってきます。
もしくは、肩周りの動きが悪くなったことに連動して、首痛になっている可能性が高いです。
そのため、首だけではなく肩、肩甲骨など広く観察していく必要があります。
首痛の多い原因
首痛は多くの場合、不良姿勢と骨格の歪みが原因です。
不良姿勢
不良姿勢で首痛につながる原因として多いのは猫背です。
例えばソファに座りながらテレビを見てたりして、猫背になっているとします。
猫背になると目線が下がるため、目線を合わせる為に顎が上がります。
そうなると首の後ろ側の組織には潰される圧力がかかり、次第に痛みが出てきます。
骨格の歪み
骨格の歪みで首痛につながる原因として多いのはストレートネックです。
最近では、別名スマホネックなんて言われていますね。
長時間スマホやパソコンを猫背になって触っていると、頭の位置が前に出てきます。
頸椎は本来、前弯していて前に向かって湾曲していますが、頭の位置が前に来ると頸椎が真っ直ぐになって固まってしまいます。
頭は身体の中で1番重いので、それを支える首の筋肉には大きなストレスがかかり、次第に痛みが出てきます。
不良姿勢と骨格の歪みについての、改善方法などは詳しく書いた記事がありますので、こちらをご覧ください。
首痛、まずはこれをやってみて!
首には筋肉、骨、神経、リンパ、靭帯、筋膜といった様々な組織があります。
まずはこういった組織が癒着していると動きが悪くなりますし、深い筋肉などにアプローチしようと思っても、しっかりとした効果が得られません。
なので、まずは皮膚を持ち上げ、動かして癒着を剥がし、滑走を良くしていきましょう。
先に書いた通り首の1番上にある筋肉は首から肩にかけて伸びている為、肩まで剥がしていきましょう。
まずは皮膚を持ち上げて、かなり皮膚が掴めるようになってきたら、持ち上げたまま揺らしてさらに柔らかくしてみてください。
次は、より深い組織をほぐしていきましょう。
首の組織をグッと捉えたら、そのまま上下にずらしていきます。
こちらも同様に肩までやってみてください。
こちらは指を滑らしているだけで、しっかりと組織を動かせていない場合が多いので、グッと捉えたら指の位置を変えず、組織をずらすことを意識してください。
首痛についてまとめ
首痛は、コリや痛みがひどくなると頭痛や吐き気になったり
首、肩や腕、指まで痺れてしまったりします。
そういった重い症状になる前に改善していきたいですね。
ととのえでは首痛の改善に向けて、首だけではなく肩や全体的な姿勢を評価して
必要な整体・運動・ケアを行っていきます。
ぜひご体験にいらしてください!
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