肩痛・四十肩とは?解説と対策をご紹介

肩痛・四十肩とは?アイキャッチ

「肩が痛くて洗濯物を干すのが辛い…」

「腕を上げると肩が痛く、物を上に上げられない…」

「腕を後ろに回せない」

そんな症状はありませんか?

肩痛は、腕を動かした時に急に痛くなる場合、少しの違和感からだんだん動きが悪くなり徐々に痛む場合など、さまざまな原因があります。

そして、誰しも1度は聞いたことがある四十肩。

1度四十肩になると、年単位で痛みが継続し、治ったと思ったら反対側が痛み始めるなど、なかなか治らないことが多いです。

そこで今回の記事では、肩痛・四十肩についての解説と対策についてご紹介します。

目次

四十肩とは?

皆様もよく聞く四十肩。

正式には肩関節周囲炎と言い、40〜50代に多く見られます。

肩に痛みが出たり、固くなり次第に動かすことが難しくなることから、英語ではフローズンショルダーと呼ばれています。

原因はまだ解明されていないことも多いですが、年齢とともに来る、肩関節の血行不良や癒着、筋肉・腱・靭帯・関節包といった組織の柔軟性が低下し、スムーズに動かせなくなることで痛みが出ることが多いです。

肩関節の部位について

肩関節は、肩甲骨と上腕骨で構成される肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)

肩甲骨と鎖骨で構成される肩鎖関節(けんさかんせつ)

肩甲骨と胸郭(胸椎・肋骨・胸骨)で構成される肩甲胸郭関節(けんこうきょうかくかんせつ)の3つがあります。

肩甲上腕関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節の位置

おそらく皆様が想像して、よく動かしているのが肩甲上腕関節ですね。

肩関節は関節包や様々な靭帯によって覆われており、さらにインナーの筋肉では、肩甲下筋(けんこうかきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)といった筋肉が肩関節を覆っています。

肩関節の前面
肩関節の後面

その上からアウターの筋肉(大胸筋や広背筋)などの大きな筋肉が、肩関節の動きに関わってきます。

猫背が肩痛の原因?

猫背が肩に関係あるの?と思われるかもしれません。

では、実際に試してみましょう。

腕を最大限内側に捻って、腕を横から上げていってみてください。

腕を内側に捻り、腕を横から上げる

腕は頭まで真っ直ぐ上げられるでしょうか?

上げられませんよね?

次に腕を最大限外側に捻って、腕を横から上げていってみてください。

腕を外側に捻り、腕を横から上げる

腕は頭まで真っ直ぐ上げられられていますか?

これだとスムーズに頭まで腕を上げやすいはずです。

つまり肩関節が内旋、猫背方向になっていると腕が上がりません。

反対に肩関節が外旋、背筋を張っている方向になると腕がスムーズに上がるのです。

腕がちゃんと上がらない猫背の状態で、無理に肩を使い続け微細な損傷が起こり続けると、いつか肩を壊してしまいます。

猫背の改善方法については、以前記事にしているのでこちらをご覧ください。

肩甲骨を動かそう

肩関節は肩甲骨と上腕骨・鎖骨・胸郭と繋がって構成される関節なので、まずは肩甲骨を動かして固まらないようにしていきましょう。

腕を前に伸ばし手首のあたりで重ねる

腕を手首あたりで重ねて肘を伸ばし肩の高さまで上げます。

腕はその状態のまま肩甲骨を前後に回す

そしてこのまま手の位置を下げないように肩甲骨を前と後ろに回して動かします。

多いパターンとしては肘が曲がって回したり、手が離れる方が多いので注意してやってみて下さい。

肩痛・四十肩についてまとめ

肩痛は40〜50代で多発し、筋肉などが年齢と共に固くなり発生しやすいとは言いましたが、それまで猫背にならないようにしたり、肩甲骨を動かせるよう普段からケアしておくことが大切です。

ととのえでは肩痛の原因を検査し、しっかり狙っての施術、痛みや可動域制限の改善、そしてそれらを繰り返さないように運動やケアを必要な量を適切に行なっていきます。

毎月の体験講座も開催しておりますので、ぜひご体験ください!

「ととのえ体験講座」一時休止のお知らせ

プログラム新設など、今後の展開に向けた準備のため、コンディショニングサロンととのえの体験講座を一時休止いたします。

再開の目処が立ち次第お知らせいたしますので、次回の開催まで今しばらくお待ちください。

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