ととのえゴルフセッション「ストレングス編」

ととのえゴルフセッションイ「ストレングス編」イメージ

前回書いた、ととのえゴルフセッション「メディカル編」で書いたように、プロゴルファーは下半身を使い、アマチュアは上半身を使っています

プロは下半身で生み出した力を、体幹を通して上半身・ボールに力が伝えることができますが、アマは姿勢や身体の使い方が良くなく、しっかりと身体が回旋できません。

その結果、上半身のみの力でゴルフを行い、無理に腰や腕を使ってしまうので、腰痛やゴルフ肘になってしまうのです。

では、プロゴルファーはどこの筋肉を使っているのか?

それは、大腿二頭筋、外側広筋、腹斜筋の3つです。

今回の記事では、この3つの筋肉についてご説明いたします。

ご自宅でもできるトレーニング、おすすめのスクワットについてもご紹介いたしますので、どうぞ最後までお読みください。

目次

プロゴルファーが使う筋肉について

順を追って、大腿二頭筋、外側広筋、腹斜筋について説明いたします。

① 大腿二頭筋

大腿二頭筋

大腿二頭筋は、ハムストリングスの1つの筋肉で、裏モモの外側の筋肉です。
膝を曲げる、股関節を後ろに蹴る動きなどで使います。

余談ですが、身体の中で肉離れが1番発生しやすい筋肉ですので、普段からストレッチやほぐしたりして、柔軟性をキープしておくと良い筋肉です。

② 外側広筋

外側広筋

外側広筋は大腿四頭筋の1つの筋肉です。
太モモ前の外側にある筋肉で、膝を伸ばすときに使います。

③ 腹斜筋

腹斜筋は横っ腹の筋肉です。
体幹を捻るときに使います。

プロが使う筋肉をご紹介したところで、続けておすすめのトレーニングについてご紹介します。

おすすめのスクワットについて

スクワットのメインは、大腿四頭筋のトレーニングで、ゴルフで使う外側広筋をトレーニングできます

やり方は、まず肩幅に足を開いて、お尻を引きながら落とします。

できそうであれば、膝のラインまでお尻が落とせるとグッドです。

スクワットのポイントは3つあります。

① 股関節から動かす

スクワットの良いパターンと悪いパターンの比較画像

まず、1つ目のポイントは股関節から動かすことです。

スクワットをやると、多くの方が膝からしゃがむようにしてしまいますが、そうすると膝がつま先よりも前に出てきて、膝を怪我してしまいます。

スクワットはあくまでも股関節始動、股関節荷重を意識してください。

② 膝とつま先の方向を合わせる

スクワットの良いパターンと悪いパターンの比較画像

2つ目のポイントは、膝とつま先の方向を合わせることです。

膝の正しい位置・方向は、つま先と同じ方向になっている状態のときです。

膝が内側に入ったり、外側に開いたりしてしまうと、膝の靭帯や半月板といった組織に、ピンポイントで重さが乗ってしまうため怪我をしやすいです。

できれば鏡の前で、膝とつま先の方向が合ってるか確認しながら行ってください。

③ 背筋を張る

スクワットの良いパターンと悪いパターンの比較画像

3つ目のポイントは背筋を張ることです。

猫背になってスクワットをやると、しっかり効かないだけではなく、腰への負担が大きくなるので怪我しやすくなってしまいます。

肩甲骨を寄せるだけではなく、寄せながら下げるようにして、その状態をキープしたまま行ってください。

ととのえゴルフセッション「ストレングス編」まとめ

ほかにも、ととのえでは大腿二頭筋や腹斜筋のトレーニング方法、ゴルフ前後でのケア、自宅でのコンディショニングについてもお伝えしております。

また、ととのえのセッションを体験できる、体験講座も毎月実施しています。

どなたでも気軽にご参加できますので、ぜひ一度体験にいらっしゃってください。

「ととのえ体験講座」一時休止のお知らせ

プログラム新設など、今後の展開に向けた準備のため、コンディショニングサロンととのえの体験講座を一時休止いたします。

再開の目処が立ち次第お知らせいたしますので、次回の開催まで今しばらくお待ちください。

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