ととのえゴルフセッション「メディカル編」

ととのえゴルフセッションイ「メディカル編」イメージ

まず始めに、ととのえではゴルフに限らずスポーツにおいて技術を教えることはしません。

なぜなら、それらは指導者やコーチの仕事だからです。

技術を向上したい方は、指導者のいる適切な施設に行っていただければと思います。

ととのえができることは技術向上ではなく、スポーツによって痛めた身体の改善や予防、競技力向上へのコンディショニングです。

今回の記事では、ととのえが行っているゴルフセッションについて解説いたします。

目次

ゴルフで身体を痛める原因とは?

ゴルフに関して、面白いデータがあります。

ゴルフプロとアマに筋力測定器をつけたままラウンドを回ってもらい、プロとアマにどのような差があったのかを比較したデータです。

結論から言うと、プロは下半身、アマは上半身を使っていました。

プロは下半身で生み出した力を体幹を通し、しっかりと上半身・ボールに伝える運動連鎖が行えていますが、アマは運動連鎖が上手く行っておらず、上半身と小手先の技術・力のみで行っていたわけです。

結果、プロに比べ必要以上に腕の筋肉を使ってしまうのでゴルフ肘になり、無駄に腰を回しすぎるため腰痛になってしまうのです。

ゴルフと腰痛・ゴルフ肘について

ととのえにいらっしゃるお客様で、ゴルフをされているほとんどの方が腰痛を訴えます。

多くの原因は、身体がちゃんと回っていないからです。

身体の回旋が適切に行えるようになると、ほとんどの方は腰痛がなくなります。

ゴルフは身体を回旋させるスポーツですが、よく「腰を回せ」と言われませんか?思い込んでいませんか?

試しに壁や自分の手で骨盤を押さえてもらって、腰を回旋してみてください。ほとんど回らないと思います。

腰椎の可動域を表した図

そもそも腰椎の回旋可動域は5度くらいしかないのです。

それにも関わらず無理に腰を回すと、あまり捻れない物を無理に捻るので壊れますよね?

ととのえでは、ゴルフに限らず身体を回旋することに対して「腰を回せ」と言う認識は間違っているという考えです。

ではどこを回すべきなのか。それは骨盤・股関節胸椎・肩甲骨です。

ゴルフで身体を痛めないためのアプローチ

まず、猫背、反り腰という交差性症候群の形になってしまっていると、胸椎・肩甲骨と骨盤・股関節はしっかりと回りません。

交差性症候群については、前にアップしているのでそちらをご覧ください。

ととのえにいらっしゃる、ゴルフをされている腰痛持ちの方で、交差性症候群の次に多いパターンは広背筋が硬いことです。

広背筋をリリースする前と後の、回旋の違いを比較した画像がこちらです。

広背筋をリリースする前後の回旋比較

交差性症候群の姿勢改善アプローチ、それにプラスして広背筋をさらにリリースすると、このくらい変わります。

その次に多いのは、足首の関節がしっかり動いていないパターンです。

足首をモビライゼーションする前と後の、回旋の違いを比較した画像がこちらです。

足首をモビライゼーションする前後の回旋比較

実際このくらいしっかり回旋できるようになると、ほとんどのお客様が「ゴルフ中、腰痛にならなくなった」とおっしゃられます。

ととのえゴルフセッション「メディカル編」まとめ

しっかり身体が回旋できないうちからゴルフをすると、無理やり腰を回して腰痛になってしまいます。

そのうえ下半身で生み出した力をしっかり上半身に伝えられないため、腕に無駄な力が入り炎症を起こしてゴルフ肘にもなってしまうのです。

正しい動作で運動することが、怪我をしない身体を目指すためには必要不可欠になります。

ととのえでは、ゴルフ前後でのケアのやり方などもお伝えしておりますので、ぜひ体験にいらっしゃってください。

スタッフ一同お待ちしております!

「ととのえ体験講座」一時休止のお知らせ

プログラム新設など、今後の展開に向けた準備のため、コンディショニングサロンととのえの体験講座を一時休止いたします。

再開の目処が立ち次第お知らせいたしますので、次回の開催まで今しばらくお待ちください。

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